IE9ピン留め
2009年 07月 07日
新しいウェブサイト、新しいブログへ。
5年ほど、更新していなかったウェブサイトをリニューアルオープンしました!


www.asagimaeda.com


それに伴って、ブログも新しくしました!

ウェブサイトの中からブログが見れます。


ココからも飛べます。


なので、これからはそちらのブログに更新して行きたいと思っておりますので、引き続きご愛読よろしくお願い致します!

# by aasaag | 2009-07-07 23:50
2009年 04月 11日
大掃除
NYのSOFA展用に、ネックレスを一つ仕上げたのが先月下旬。月末にアメリカに郵送して、今月に入ってから、アトリエの大掃除をしています。

今回のテーマは、捨てる事。そして、スッキリ整理すること。

アトリエと言っても、実家の自分の部屋だったのを、3年前にベットだけを隣の部屋に移動して、実際生活用品も何もかも全部この部屋にあったのですが、生活のものは全て隣の部屋に引っ越しして、ここはアトリエだけにするのです。

この大掃除は、もう去年の夏くらいからやりたいやりたいと思っていたのですが、展示が続いて全く暇を持てませんでした。

それで、今年はアメリカに行くのを諦めて、思い切って掃除&部屋の改造をしようと思ったのです。

いざ初めてみたら、思った以上に大変でした。

掃除をするのがへたくそだからか、逆に散らかってしまって、大変なことになっています。

全然違う空間にしようと思っているし、実家なので赤ちゃんの時のものから何もかも色んなものがあるのです。

部屋の中で、様々な過去に会いました。タイムトリップばかりしていて、何一つはかどらない日もありました。

昔の写真や日記、お手紙、もう山のようにあります。捨てる気満々でしたが、ひも解いてみると、本当に宝物ばかりで、やっぱり捨てられず。この辺は結局取っておくことにしました。

そして、物を捨てながら、つくづく思ったことは、もうゴミになるようなものは買わない。という気持ち。

燃えないゴミは、特に心苦しいです。

そして、気がついた事。

ジュエリーはエコだ。ということ。

なぜなら、金属はまた溶かして使えるからです。石だって、高価だから、リフォームという形でリサイクルされていく。

そう思うと、地球にやさしい仕事で本当に良かった!と思いました。

なんだか今年は、この大掃除&夏のアートの展示で、私自身とてもリセットされそうです。

一歩ひいて、色々見渡してみる、要らない物は捨てて、本当に大切なものだけをすくい取る。

そういう作業がとても必要だったように思います。

部屋がきちんと整理されて、広い空間が出来たら、頭の中も整理されて、心に余裕も出来る事でしょう。。。

今年に入ってから、私の頭をくるくるとまわる言葉。

捨てる。シンプルになる。何も無くなったところで、浮かんでくるもの。または、何も浮かんでこなくても良いと思える心の余裕。
空間。心の空間。静けさ。
響き。響き合う。

音の響くような作品を作りたいと思っているのです。

響かせるために空間が必要で、そのために整理して捨てることが大切だったのかもしれません。

自分でも、夏の展示には一体どんなものを作ったら良いのか、まだちっとも考えついていないのです。

掃除をしたら、何か見えてくるのでしょうか。

色々なものが見えて、そして消えて行きます。

静かな心で、スクッとそんな中から何かを掴み、形に出来たらと思っています。




# by aasaag | 2009-04-11 00:08
2009年 03月 08日
刻の余韻
3/10まで、目白のゆうどというギャラリーで開かれている岩波久美子さんの写真展に行って来ました。






ガラス工場で職人が打ち捨てた吹きガラスの破片を10年ほど撮り続けた作品たちでした。

写真というのは、非常に不思議です。もう一歩向こう側を見せてくれるように。

繊細なガラスの破片、モノクロの写真。まるで木炭デッサンのような、しっとりとした静かな作品でした。

写真家の松本路子さんとのトークにお伺いしたのですが、その中でとても印象に残った事。

「ガラスというのは、水のような状態で、つまりまた熱を加えれば、溶けて形が変容する。陶器なんかは、冷めて固まってしまえば、もう熱を加えても元には戻らない。でも、ガラスは溶けて、別のものになる。だから今ただこの形に留まっているという状態。」

なるほどー!と思いながら、ああ金属もそうだなあと思う。

今、私の作る形に留まっているだけという金属を使って制作している、というのは、なんだか、言葉で形容しがたいけれども、自分の中でとてもピンとくるものがありました。

岩本さんは、とてもゆっくりした方で、この展示も構想10年らしいです。

そして、一枚一枚、たっぷりと時間をかけて一人で楽しみたいと思うような写真。

私は心の中の奥底には、誰も知らない花が誰のためでもなく、実はひっそりと咲いているのではないか、と思っていて、その花のイメージがモノクロで自分の中に実はあるのです。

見ようとするとそっぽを向いてしまうような、暗闇に咲く、白い美しい花。

「美」という言葉を、イメージに置き換えた時、この花が浮かびます。

いつか作りたいと思っているモチーフの一つです。

そして、岩波さんの写真を見た時、「あの花だな」と思いました。

この花を追いかけるには、ゴチャゴチャ生きていては駄目なのです。

ずーんとペースダウンして、ゆっくりじっくり、心が一つの音になるまで、全てをそぎ落として行った所に、一瞬ふと見えるのでは、なんて思っているのです。

私はいつも、こういう作品にとても惹かれるのです。

シンプルで、奥深いもの。

自分が真逆のものを作っているからなのでしょう。きっと。。。

展示には、予備校時代からの親友で、家具作家の鄙里沙織さん(夏に一緒に二人展をします)と一緒に出かけたのですが、帰りにご飯を食べながら。

そんな話(じっくり時間をかけた奥深いものに惹かれる。。。)をしていたら、「あさぎは即興だよね」と言われました。

あんまり意識していなかったのですが、まさに。。。

頭を抱えて掻きむしりたくなるくらい、私は即興の人です。

そしてますます、心の花は遠のくのですが、でもいつも憧れているのです。

「瞑想する形」とか、そんなタイトルを付けてみたいものです。

話は、ずれてしまいましたが、岩波さんの展示は火曜日までです。


# by aasaag | 2009-03-08 23:00
2009年 02月 19日
織り物になった自分の姿


テキスタイル作家の阿久津光子さんの作品です。

昨年の10月のボストンでの個展にいらしてくださって、その時に撮った写真から、ジャガード織りという手法で作られたものです。

彼女の「影」のシリーズで、唯一人物が写っている作品だそうで、(それが私で)ちょっと自慢げに嬉しいです。

阿久津さんの織りは、本当に素晴らしいものばかりで、織りのイメージがガラッと変わりました。路上や壁に描かれる、あるとあらゆる矢印を写真で撮って組み合わせてある作品や、グラフィティが主題になったいたり、アプローチが非常に面白く、そして何よりも色や構成がおしゃれです。

この作品は、今回モントリオールでの彼女の個展に展示されるらしく、とても嬉しいです。

今年は9月に青山で個展をされるそうなので、またその時にこのブログでもお伝えしたいと思います。



# by aasaag | 2009-02-19 13:16
2009年 02月 19日
無意識の中にある場所
展示の後、いただいたオーダーを一つ一つ仕上げていました。

まだ全て終わってはいないのですが、今年はNYでのSOFA showが4月中旬の開催で、そのための作品を作らなくはいけません。

久しぶりのアートジュエリー制作にワクワクです。

去年のSOFAでは昔書いたBlue room というお話をネックレスにしたので、今年は A trip to the subconscious (潜在意識への旅)というお話をネックレスにすることにしました。

このお話は、以前ブレスレットにしたのですが、リアルな夢の中の話です。お話自体、ウトウトしている時に書きましたから、夢で見たようなものなのです。

これが、そのブレスレット。


私は実は最近夢をあまり見ないのですが、以前は毎日当たり前に夢を見ていて、しかも現実と混乱してしまいそうなくらい不思議な夢をたて続きに見ている時期がありました。

その頃、夢でいつも訪れる街というのがあって、その街には現実には行った事がないのですが、夢の世界では私はどうやらそこに住んでいるらしいのです。

夢の中で知っている街に住み、夢にしか出てこないアパートに私は住んでいました。何度も何度も出てくる場所なのに、現実には知らないのです。不思議です。

このネックレスも、その街が出て来ます。というより、その街が主題です。

その街の中を歩いて、一つのビルの中に入り、エレベーターに乗って、降りると受付がある。受付には受付嬢が待っていて、彼女について、どんどん階段を上って行くと、展望台に着く。
展望台からは街が一望出来て、その部屋の真ん中には透明のドーム。
「この街は、あなたのイマジネーションが全て存在する街です。」
「このドームから全てが発信されています」
そして、そのドームを覗き込むと、自分の目の中に、その街が存在していた。

というお話です。かいつまむと。。。

現実世界ではないので、思いっきり夢の中のようなボンヤリした風景をネックレスでは表現出来れば良いなと思っています。

ブレスを作ったのは5年前なので、あれからだいぶ経ちました。

もう一度、そこに戻って探検してみるのには良い機会かなとも思いました。

実は、その街は私の中にはもう存在していないのです。

とても不思議なのですが。。。

つい最近、お話を書こうかなと思って、無意識の中に素材を探しに出かけたのですが。

以前はまず、この街に入り、歩いていると人に出会ったり、建物に入って行ったり、この街を散策しながら、簡単にお話が作れたのです。

でも、いつからか、そういうお話は書かなくなって、数年経ち、その間にかなり色々な心境の変化があり、私は随分違う人となったようです。

無意識に入って行こうと、目を閉じた時、まず見えたのは水面に光るキラキラの光でした。

その水面に写る自分の顔。湖に、森。気持ちよい暖かい風。

なんて素敵な場所なのかしら!

そして、お話のことなんかすっかり忘れて、その空気を満喫していました。

。。。。

あの頃、私は誰もいない近未来的な不思議な街で、ビュービュー風に吹かれながら、さまよい歩いていたのです。

常に孤独を感じていたし、そんなことは当たり前なのだと思ってました。

あの風の吹き荒むコンクリートと灰色の空の世界は、もう私の心の中にはなくて、全て記憶です。

ただ、記憶としてまたネックレスに作ってみるというのも、それもまた面白くなるかもしれないな。。。と思っているところです。

壊れてしまいそうと色んな人に言われていたように、私は一度壊れてしまったんだろうと思ってます。あまりにも鋭敏で、感受性が強すぎて、ギリギリのバランスで生きていたのに、なのにひどく強がっていて怖いもの知らずでした。

あの街は、そんな私の心そのものだったのだと思います。

そして今、とても穏やかで満ち足りた心があるのですね。それは不意打ちのような驚くべきことでした。無意識を探検して初めて気がつきました。
それは、ひょっとしたら、やっと自分を受け入れてあげることが出来るようになったということかもしれないな。と思っています。




# by aasaag | 2009-02-19 12:53
2009年 01月 20日
展示
無事、展示終わりました。

本当に寒い中沢山の方にいらして頂いて、楽しい毎日でした。

このブログからも、何人もいらしてくださった事、非常に驚きました。

本当にありがとうございました!

幸せものです。

バチッと合う方にジュエリーが買われて行くと、本当に嬉しいものです。

長い間売れなかったものが、なぜか今回何点も売れました。しかも、この人を待っていたのね!と叫んでしまいたくなるくらいお似合いの方々のところへ。。。

不思議です。

アートも楽しいですが、ジュエリーも楽しいです。こういう瞬間が特に。

私の作ったジュエリーを身につけて、鏡に映したその顔がパッと華やぐ時。

そういう瞬間に立ち会えるからこそ、展示は楽しいです。

色んな方々に、沢山勇気を頂きました。

この勇気を持って、また前に進めるな。という感じです。

一歩一歩、最近は案外鼻歌まじりのスキップ風で、一歩一歩。

楽しくゆっくり前進したいものです。

ありがとうございました。



# by aasaag | 2009-01-20 22:31
2009年 01月 01日
あけましておめでとうございます!
バタバタしているうちに年が明けてしまいました。

また新しい1年が始まります。嬉しいです。

年の始めはいつも、なんだか真っ白なキャンバスを目の前にしているような気持ちになって、本当に気分が良いです。

どんな年にするか。自分次第でどんな年にもなるという感じがして、ワクワクしてしまいます。

昨年も、この殆ど更新されないブログを読んで頂きまして、本当にありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

2009年は、色々展示をします。

3ヶ月に一度ペースで展示があります。

10月には青山で2年ぶりの個展もします。これは結構頑張る予定です。

夏には大学の時の友達と一緒に二人展をします。
これは、ジュエリーを出しません。アート作品を展示する予定です。ちょっと、頭を真っ白にして、本当の心の声に耳を傾けたいと思っています。


そして、第一弾は、1/10~1/18 まで。母と一緒に(母は真珠を扱っているのです)小さな展示会をします。




アメリカに出しているような大きなものはないのですが、手頃に付けられるジュエリーを色々出します。

場所は、小田急線の経堂にあるギャラリー・カタカタにて。

13日の火曜日はお休みです。

時間は、11:00~18:00まで。最終日は17:00までです。


今必死で色々作っています。

よろしかったら、是非いらしてください!

色んな方々にお会い出来るのを、本当に楽しみにしています。


それでは、2009年。

皆様にとって、素晴らしい年となりますように!

# by aasaag | 2009-01-01 22:28
2008年 11月 24日
minawa
先日、以前このブログでも紹介した、彫刻家の森淳一さんの展示を見に行って来ました。

表参道からすぐの、とても小さい、一坪くらいのギャラリーです。

ギャラリーというより、空間という感じです。

その真っ白な不思議な空間の真ん中に、立体として存在しているということが不思議に思えるほどの、繊細な繊細な作品が、ありました。

突然と白い空間の中に、その作品が浮かび上がっていて、一瞬たじろぐほどでした。

なんだか、それは、フンフンフンと日常のリズムでギャラリーに足を踏み入れる事を拒んでいるような、明らかに違うリズムや音が、そこにはありました。

なので、そこからは、そっと。。。息を潜めるように、突然と秘境に辿り着いたように、自分と作品の距離を確認しながら、近づいて行きました。

水の泡を彫った作品です。

真ん中から、水が湧き出て来て、渦を巻き、そして広がり、泡になり、消えて行く。

ギャラリーには誰もいなくて、その白い小さい空間の中で、私と彫刻だけが浮かんでいるようで、水の泡の消えて行く先を思いながら、最後には目を閉じて、ただそこにある音を感じていました。

手の平の中で氷のかけらが溶けて流れ落ちて行くような、ゆっくりとした時間、ひっそりとした優しさを感じていました。

感動とか、涙とか、そんな大味なものは無意味だと思うくらい、繊細で微妙な音の世界でした。



森さんの作品の凄いのは、作品を観ている時よりも、後から後からそのかたちが押し寄せてくる事です。

昨日より、今日、今日より明日と。

そして、何か刻々と変化していくのです。自分の中で。

何でだかは、全く分かりません。


12/20まで、表参道のvoid+というギャラリーで、展示されています。


近くまでお越しの際には、是非是非体験なさってみてください。。。。

# by aasaag | 2008-11-24 10:47
2008年 11月 14日
ボストン2
月日が経ってしまい、もうだいぶ過去になってしまいましたが、、、、!!

ボストン(1)の続きです。ダラダラ文面でごめんなさい。

mass artsでの授業の後、一旦ホテルに戻り、1時間の仮眠。

大急ぎで用意して、自分の展示のオープニングパーティーへ。







個展と言っても、ジュエリーなのと、点数もあまりないので、このショーケースと、もう一つのショーケースに収まってしまいました。笑
ギャラリーでは、他に二つのグループ展を同時開催してました。









ギャラリーのオーナーは3姉妹なのですが、真ん中のジョアンが寿司を朝5時起きで作ってくれました。







下の妹のスーザンは、こんな格好でホットサンドイッチをふるまってくれました。






談話風景







そして、悪夢のアーティストトーク!
トークしてねとは言われてたのですが、プレゼンと授業の準備にかかりはてて、すっかりこのトークのことを忘れてました。
何を言うか、全く用意してなくて。。。。
しかも、ジョアンが私を紹介している最中まで、現地の日本人アーティストの方とすっかり日本語で、談笑していたものだから、いきなり英語で、混乱。
突然、紹介され、名前を呼ばれて、いざ人々の前に立ったら、何を話して良いか全く分からず。。。。

えっと。。。こんな風に突然紹介されると思ってなかったので、何を話したら良いか。。。

動揺を隠せず。。。。







とりあえず、作品の紹介をします〜。みなさん、こちらへ。。。。みたいな。







私があまりにも何一つ用意してなくてオロオロしたものだから、途中でしびれを切らしたジョアンが自ら話し始め。。。。
作品紹介をして、そして最後に、「今はこんな時勢だけれども、私たちはオバマに希望を持ちましょう!」ウオー!(観客)みたいな、締めくくりになってしまったのでした。(苦笑)

というのも、この日、オープニングの時間に重なるように、マケイン氏とオバマ氏の最終討論会があったのです。
それで、このギャラリーのオープニングにはいつも3倍くらいの人が来るらしいのですが、出席者も少なく、そして驚くほど迅速に皆様おうちに帰られました。
ジョアンも、気づいたら帰ってました(爆)

ギャラリーの片付けもそっちのけで(彼女もいち早く家に帰り討論会を見たかったのだと思う)、一番上のお姉さんのリビーが車でホテルまで送ってくれました。

ヘトヘトだけど、あまり食べてなかったので、ホテルのレストランに食事に行くと、シーンと静まり返ったレストランに、大音量で討論会が映し出され、みんな真剣に聞いていました。

「なんでこんな時に来るんだ!」というあからさまな態度で、テレビから離れた位置に席を与えられ、なんだか来てはいけない場所に来てしまったような、なるべく音を立てずに食事をしました。笑

次の日の朝、リビーに空港まで送って貰い、本当にとても良くしてくれた4日間だったので、ホームステイから帰るみたいに、別れ際には涙が出ました。

アーティストトーク、最低で本当ごめんなさい。と言ったら、「いいのよ!あなたは本当に素晴らしい作品を作ってくれたし、何もかも素晴らしかったわ!」と満面の笑みで答えてくれて、本当にこんなに良い人たちだから、このギャラリーが大好きだし、一緒に仕事をさせて頂けて、本当に幸せだなあ。と。心から。

大忙しだったけど、ホントに素敵な4日間でした。



# by aasaag | 2008-11-14 00:46
2008年 10月 31日
ボストン(1)
行って参りました。

1週間弱の短い旅行。滞在先ではまるまる4日間でしたが、なんだかギッチリでした。

到着したのは11日の夜。13日に、プレゼンがあったので、12日は半日ホテルで資料作り、午後は、ショッピング街をブラリ。

13日は、前日にボストンでジュエリーのコンフェレンス(お勉強会みたいなもの?)があったらしく、世界中からジュエリー愛好家や、研究者などが集まって来ていて、その方々をモビリアギャラリーに集めてのプレゼンでした。

ギャラリーに集まったアーティストは7人。
どの人も有名な人ばかりで、初対面の方々でしたが、作品は以前から雑誌や本で知っている人ばかり。コンテンポラリージュエリーの先端を形作っている人々。

そんな中でただ一人、有名でもなければ、アメリカ人でもない、英語もろくに喋れないし、コンセプチュアルな事もやってなければ、独自の技術があるというわけでもない私。

正直、大丈夫かしら。。。と、とても不安だったのですが、大丈夫でした。

他のアーティストが言ってる事がいまいち理解出来なかったのが残念ですが(英語能力低すぎで)、どの人も真剣に聞き、真剣に質問したりしてました。

そんな中で、私のプレゼンは、殆ど作品のお話をそのまま説明するような感じで、子供じみていたのですが、なかなか笑いを取り、皆様なぜか爆笑してくださったので、多分、成功。笑

途中、気の効いたおばさまが、ジョークを飛ばしてくれたにもかかわらず、会場全体大爆笑の中、一人で意味が分からず、ポカンとしてました。苦笑。

でも、そんなに大笑いのプレゼンは他にはなかったので、成功だと思います。

何一つ分かりづらいものは作ってないのです。誰でも分かる心の暖まるラブコメみたいな作品なのです。

プレゼン終了後も、沢山の方にお褒めを頂き、とても幸せでした。

その日の夜は、ギャラリーのオーナー姉妹と、カリフォルニアからやって来ていたアーティストと、お食事に行きました。

14日は、午前中ボストン美術館で展示されていたアールヌーボージュエリーの企画展に行き、そこでばったり、前日プレゼンを見に来てくれたドイツ人のジュエリー研究家と会って、色々お話したり。。。

そんな偶然もあって楽しかったです。

午後は、ホテルで、次の日の授業のための資料作り。

夜は、ボストンの美大に留学していて、私をレクチャーに呼んで頂くきっかけを作ってくださったYさんとお食事。
彼女も、このブログをきっかけに知り合ったので、そう思うと、ブログやっていて良かった!と思います。。。(もっと更新しなくては!)

ホテルに帰って一旦寝たのですが、夜中に起きてしまって、そのまままた資料作りに戻り、結局そのままレクチャーにでかけました。

mass arts という美大の、ファインアート科のメタル専攻。
彫金科ということで、彫刻もジュエリーも作るような科なのだそうです。なので、ジュエリーも、思い切りアート寄り。
私が出たFITは、もっとずっと技術的な学校でしたから、技術ばかりの授業で、コンセプトとかは度外視されていましたが、ここではそれがメインです。

レクチャーは、スライドで自分の作品を紹介しながら喋った後に、生徒一人一人の作品を見ながらアドバイスをする、というもので、全部で3時間くらいでした。

レクチャーの内容は、どうしようかな〜と思ったのですが、3年前に女子美でやった講義をそのまま英語にしたようなものになりました。

まず、自分の作品の紹介をして、それから生い立ちから始めて、大学での彫刻のバクグラウンド、そしてFITで作ったものを紹介して、その頃の自分の気持ち、卒業したらどうしようとか、そういう悩みなんかを話して、その後どういう風に今まで来たのかという話です。

講義をしたクラスは3年生がメインだったので、きっと卒業後のことで悩んでいるだろうと思いましたし、私が学生だった時、とても不思議でならなかったのは、凄いアーティストがトークに来てくれても、山の麓にいる私にとって、そういう人たちの話は頂上からの話であって、そこまでの道が全く分からない、ということだったからです。

英語は滅茶苦茶でも、ごり押しで無理矢理伝える能力には優れているのか、何なのか分かりませんが、授業したい内容もしっかり生徒に伝わってくれたようで、レクチャーも成功しました。






レクチャー終了後、左からYさん、私、そして4年生の生徒二人。
で、一緒にご飯食べました。

....と、ここまで書いたのですが、そろそろ出かけなくてはいけません。
後半は、また後で書きます!

# by aasaag | 2008-10-31 12:46
2008年 10月 05日
モビリアのHP
モビリアのホームページに、最新作のデパートジュエリーの写真が出てます。

よろしかったらチェックしてみてください!


ココをクリック

# by aasaag | 2008-10-05 09:25
2008年 10月 01日
個展
こんにちは。

4ヶ月くらい更新してませんでした!

実は10/14からボストンのモビリアギャラリーで個展をします。



アメリカのクラフト雑誌「metal smith」に小さく載っていた広告をスキャンしたものです。(曲がってしまいました!すみません。この写真は、前回のSOFAの時に作った電車のネックレスです。)

そのための作品作りをSOFA以降ずーっとやっていました。まだ終わってません。
あともう少しです。

かなりの長距離走に、ヘトヘトです。。。の割にはあんまり数はできてないのかも。。。

新作は6階建てのデパートです。ブレス6コから成ってます。

それからまた電車のネックレスを作り、あと、リングを7点作りました。

今年に入ってから、ふっきれた感があり、制作はとても順調です。前はうだうだ悩んでいたのが嘘のようです。
アイデアが次々に湧きます。もう、いくつも先まで何を作るか今は決まっています。

本当、不思議なくらいふっきれました。
自分が何をやっていくということを決めるのが、なんだかとても怖かったのかもしれないです。
でも、なんだかアイデンティティを持ち始めた。。。というか、私は本当に楽しい夢と希望に満ちたものを作って行こう!と素直に思えました。

最近、アーティストステートメントを書かなくてはいけなくて、それで改めて自分の作品について一生懸命に考えたのですが、そのお陰で更に方向性が見えました。

せっかくなので、また日本語に直してUPしたいと思います。

とりあえず、あと少し頑張ったら、来週は週の3日はライブに行き、(radiohead 2日、それからradicalfaceとI am robot and the poud )その合間に撮影をし、土曜日にはボストンに発ちます。

8月からは本気で籠っていて、殆ど誰とも会わず、エンターテイメントも一切なく制作だけに打ち込んできましたから(制作自体楽しいっていうのもあるのですが。。)、久々のライブは、とてつもなく楽しみです。
しかも大好きなradioheadのライブは、バンクーバーで見た時以来、5年ぶりです。

ボストンでは、このブログで知り合った方の紹介で、Mass Arts という美大でも講義することになってます。
日本語だったら喋るのが大好きなのですが、英語で長く話した事は一度もないので、しかも大勢の前で。。。かなり不安ですが、楽しめるでしょう。多分!

今回のボストンは、そういうのが多くて、モビリアでもプレゼン2回と、トークをやります。

勿論、まだ何の用意も出来ていません。まずは作品を仕上げます。

また帰って来たら、レポートします!!!!


# by aasaag | 2008-10-01 11:14
2008年 06月 05日
ニューヨーク
先週、SOFA展のためにニューヨークに行って来ました。

去年は体調不良で行けなかったので、2年ぶりのニューヨークです。

SOFAのモビリアギャラリーのブース風景。
これは、オープニングの時の写真。かなりの盛況ぶりでした。




オープニングパーティーの後は、モビリアに所属している日本人アーティストの方々と夕飯に行きました。
右から、楠本まりこさん、楠本さんの娘さん、韓国人アーティストのジヘイさん、私、永野和美さん、斉藤由香さん、私の母、です。
みなさん、それぞれ本当に個性のある素晴らしい作品を作ってらっしゃいます。




それから今回は、ギャラリートークもありました。
自分の作品について話したのですが、やっぱり人前で話すのはどうやら好きらしいです。朝一番であまり人はいなかったのですが、和気あいあいと楽しいトークが出来ました。




今回の新作は、お話付きのネックレスと電車のネックレス。
(そのうちきちんと写真UPします。そんなことばっかり言っていて、1年分くらいUPしていないのですが。。。ごめんなさい!)
両方ともシンガポールのコレクターさんに売れました。
そのお話付きのネックレスを付けて貰って、コレクターさんと。




SOFA以外では、以前ここでも紹介している友達のアーティストNATSUさんが、チェルシーのギャラリーで個展をしていたので、行ってきました。
NATSUさんと。




ってか、ちょっと写真大きすぎですね。すみません。(いつも)

そんな訳で、1週間弱の短い滞在でしたが、今回は母と一緒に行ってきました。
ニューヨークは、毎日快晴で、気持ちのよい日々が続き、お店は全部セール中だし、お買い物もして、おいしいものも色々食べて、大満足。

来週からは、女子美での短期授業も始まるし、10月のモビリアでの個展もどんどん迫ってくるので、頑張って制作しないとです。

近い未来には、色々楽しい事がありそうで、わくわくしています。

# by aasaag | 2008-06-05 23:47
2008年 05月 10日
Sounds of water
"Sounds of water - water series "water" -

Neckpiece

Sterling silver, K18 gold, enamel, green amber, quartz















# by aasaag | 2008-05-10 11:32 | art jewelry 2007 s/s
2008年 03月 30日
彫刻
ジュエリーを始める前、大学では彫刻を専攻していました。

どうして彫刻を専攻しようと思ったのか、今ではさっぱり覚えていません。
美大受験のための予備校に通って、高校3年の時に専攻をしぼる時、ずっと油絵に進もうと思っていたのが、突然のように彫刻科を選んでいた。。。というのが正しいです。

洋画やデザイン科は人気も高いし、彫刻ってマイナーっぽくて、ちょっと格好いいかもって思ったのかもしれません。

大学で、石を彫っていた、という事実がとても不思議に思えることがあります。
あの頃は、ドカジャンに安全靴、頭にタオルまいて、道路工事のおじさんみたいな格好でズカズカ歩くことを最高にクールだと思ってました(笑)
大学は八王子の山の中にあって、野外で、石を彫る。仲間がいて、くだらない話をしたり、よく分からない議論をしたり、みんな彫刻をやっていて、みんな10年後の自分なんて全く想像もしてなかった。時間の止まったような、とてもとても不思議な空間でした。

ジュエリーを始めてから、だんだんと彫刻の感覚は自分の中から薄れていって、やっぱりどうしても表面の仕事。
可愛い、格好いいだけのものなんて、最低と思いながら、どうしても表面を追う仕事が増えてしまって、アートジュエリーと呼びながらも、自分でも一体どこまでアートなんだか。。。と、これは一体何なんだ?と、ずっとずっと疑問に思ってきました。
(し、今も思っています)

ジュエリーが最高に楽しくて、闇雲にただただ作りたいという願望だけで動けたのは2年前くらいまでで、それから段々と疑問が湧いて来たのです。

今年に入ってからも、ずーっともやもやと、これでいいのかな。と思いながら、ふっきれず、自分が本当に作りたいものを作っているのか、ギャラリーが求めているものを作っているんじゃないか、アートと商業の間で行ったり来たり。
いっそ、私はジュエリーなんかやめてしまって、fine art をやりたいのでは。と思ったり。
やっぱり、彫刻をやっていた時の記憶が少し自分の中にあるせいか、なんだか私はfine art コンプレックスを持っていて、自分が作っているものが純粋芸術じゃないことを、どこかで、とても嫌だと思っているのです。

でも、だから純粋芸術って何?と思ったりもしていました。

つい2週間前のことです。
駅前の本屋で、予備校時代の友達とばったり会いました。
なんとも、12年ぶりの再会です。
なんとなく、大学に入ってからやっと自分の人生が始まったくらいの感覚の私にとって、大学以前が存在していることが不思議に思えるほど、それは遠い昔のことのように思えました。

その時、彼女から、当時予備校で教えてくださっていた先生が今では素晴らしい彫刻家になっていると聞きました。

早速家に帰ってから、ネットで検索してみると、色々な作品が見ることができました。

その大理石で彫られた彫刻は、あまりにも繊細で、あまりにも美しく、それ以上に、その彫刻の向こう側、作家の精神性を、その生き方を、目の当たりにするような凄い作品で、私は釘付けになり、胸を打たれ、動けなくなり、泣きたくなりました。

作品の鑑賞方法なんて、私は全然分かりませんが、ズドンと何かに叩かれるような時は、もう容赦ないのだから、それは鑑賞するなんて、呑気な表現ではないです。

それから、とても優しい気持ちになりました。何かが私の中に舞い降りて来たような気がして、神聖な気持ちになりました。

本物のfine art に出会えた。。。。と思いました。

それは、痛々しいほどにストイックな完全な美でした。

あまりにもシンプルな衝撃でありながら、説明できなくて、ずっともどかしく思っていますが、それこそ純粋芸術でした。


それから、まず「私には、出来ない!」と思い、でも自分が憧れてやまない美が、そこにあり、ただひれ伏すことしか出来ないように思いました。

そして、初心に戻りました。

私はこの、ひたむきさをどこで置いて来てしまったのだろう。。。と。
苦しくても、自分と向かい合い続けるということ。
どこまでも内面に入って行くということ。
作品の芯からエネルギーが生まれてくるまで。

彫刻で学んだことであったような気がするのに、それはもうとてつもなく前のことのようでした。もしくは、そんな事学んでなくて、ただこの作品から受けた印象だったのかもしれません。

例えジュエリーだとしても、目指すべき精神性はここにある。と思いました。


その後、運良く友達から作家の連絡先を教えてもらい、13年ぶりにコンタクトを取りました。

作品にとても感動したこと、ジュエリーに疑問を持っている事、色々書いたダラダラと長いメールに、先生は本当に優しく答えてくれました。

「自分のいる場所を精一杯疑って何か「しずく」みたいなものを搾り出せばいい」

そのストイックな答えに私は泣きじゃくってしまいました。

そんな凄い事言ってもらえるほど、私は何もやっていない。。。。こんなところに到底到達していない。と思って。


何かが私の中で明らかに変わりました。

それは、決意のようなものでした。なんだか分からないけど、きちんとやっていこう。
私は、向かい合う事さえしてなかったんじゃないか。と。

向かい合うと、本当辛いぐらい、適当な私の仕事。。。
なんて、やっつけ仕事が多いんだろう。。。

でも、やってみようと思います。
私の、思うジュエリーを。もうちょっと。

そう、思いました。


本当に、この素晴らしい再会をありがとうございます。

作家のお名前は森淳一さん。
私が見たのは、このホームページです。

4/19~7/6 熊本現代美術館でグループ展。11月には青山で個展をされるそうです。

# by aasaag | 2008-03-30 14:02
2008年 03月 02日
Pendants
去年作った個人オーダーのペンダントです。





Pendant for men 2007
Sterling silver, Ammonite pylite, garnet, k18gold






Pendant head for baby 2007
K18gold, Emerald







Pendant head for baby 2007
K18gold (yellow and white)

# by aasaag | 2008-03-02 14:21 | personal orders
2008年 02月 29日
余韻
書道を習い始めました。

と言っても、昨日が初日の授業だったので、これからって感じです。

きっかけは、2年前の個展に書の先生がいらっしゃって、その後素敵な巻き紙のお手紙を頂いたこと。それがあまりに素敵だったので、この先生に習ってみたい、という気持ちになったことと、それから気を線にしていく、心を文字に入れていくという集中力とリズムはジュエリーにも絶対に通じるものがあると思ったからです。

ずっとジュエリーばかり作ってると、他の仕事もしている訳ではありませんから、ずっとジュエリーと向き合っていると、どうしても苦しくなってくるのです。
ジュエリー以外のものが作りにくくなっていたり、ジュエリーであることの必要性が分からなくなって来たり、疑問を持ち始めたら、どこまでも疑問は広がっていくのです。

そんな時、今までどうして来たかと言うと、全く違うものを制作してみたりしました。
服を作ったり、絵本を描いたり。
そうすると、またジュエリーに立ち返ることが出来るというか、「何を作りたいのか」が見えてくるのです。

どうしても、同じ事と向き合っていると、技術だとか、新しい技法だとか、技に走りがちで、本当の根底にある最も大切な部分を忘れがちです。


書道を習うと言っても、字をひたすらに練習するというのではなく、自分の書きたい事を、やりましょうねと先生におっしゃって頂いて、自分の書きたい文を、どんな大きさのどんな紙質に、何色でどんな自体で書き、どんな印をどこに、何色で押して、最後の表装まで、全部やる。というデザインベースの書道を教えて頂くのです。

書きたい事を用意して来てくださいと言われたので、考えた結果、今は亡き祖母の俳句を選びました。
何冊にもわたって、ただ手帳に書き連ねた俳句。
素晴らしい俳句をいくつも作っていたのに、ただ書いて満足していた祖母。
その手帳の一冊を持って、行きの電車の中で読んで、選んだ一句。

もうすぐ春なので、

さくら咲く 枕を白くして ねむる



この初心者に、先生は山ほどの墨の中から、どの色の墨でこの句を書くか選びましょうと言って、墨汁しか使ったことがない私ですが、初めて素敵な青みがかった墨を選んですりました。

墨をすりながら、どういう風に書こうかイメージしてどんどん精神を統一させてください。ということで、すりながら、句の持つイメージを膨らませました。

たった一日の書道の授業から学んだ事は、「墨をする」過程がどれだけ必要であるかということ、ジュエリーだって、デザインをしてから、作り始めるまでのイメージを膨らませる段階をついついはしょっていたなと、思いました。

そして、余韻。

俳句の余韻。言葉の余韻。

前にインドのシタール奏者が、シタールでは耳に聞こえない余韻がいつまでも残ると信じられていて、その余韻が一番大切、と話していたのですが、シタールに限らず、音楽の限らず、この余韻の凄さを実感しました。

よく美術学生がデッサンをしますが、私もそれをやってきた一人なのですが、その時はあまり分からなくても、描くということは、より観るということなのだと気がつきました。

ルーブル美術館で、サモトラケのニケを見て感動して、写真に撮ろうかと思った時、デッサンしたいと思い立ち、久々にデッサンしたのですが、その時、観るっていうのはこれなんだな、と思ったのでした。

それと同じで、文字を書くということは、何気ない事ですが、でも書くことによって、本当に感じることが出来るのだな、と思いました。

今こんな風にタイプしているわけですが、そうではなくて、やっぱり腰を据えて、墨なんかすりながら、何をどう書くかと思いを巡らせ、形にするということは、文字に魂を与えるのですね。

私のへなちょこな文字はどしようもなくても、その心の勉強というか、心の豊かさをたっぷりと勉強させて頂きました。

また家に帰って来てジュエリーを見た時、「余韻」という言葉が浮かんで、ジュエリーでも絶対に「余韻」があるものを作りたい。
むしろ、余韻のためだけに、作ってるのかもしれない。
音楽も、俳句も、詩も、何もかも。
残るものは、余韻だけだなあ。と思いました。

そこから入ったら、何も苦しむ事はなく、面白いものや、はっとするものを求めるから、苦しくなってしまうのだな、と、だってそんなものはさほど重要なものではないから、キャッチーな音楽があっという間に飽きてしまうように。

いつまでも、余韻の残る、細長く、余韻の残るものを作ろうと思ったのでした。



# by aasaag | 2008-02-29 11:44
2008年 01月 30日
1月は、てんこもりでした。
ダン銀座ギャラリーでの個展も無事終了しました。
いらしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

驚きだったのは、2年前に装苑にアパートジュエリーが載ったのですが、それ以来このブログを読んでくださっていて、そして展示にいらしてくださった人が何人もいたことです。
これには、本当に感謝感激致しました。
気がついていなくても、色んな人に支えてもらっているのだな、とつくづく感じました。

ありがとうございます。


そして、ダン銀座での個展が終了してすぐに、ロンドンに行ってきました。

collectというヨーロッパのクラフトギャラリーが集う展示会を見に行ってきました。
SOFAのヨーロッパバージョンという感じです。

ロンドンのヴィクトリアアルバート美術館内で毎年行われる展示会ですが、規模はSOFAより小さく42のギャラリーが国内外から参加しています。
日本からも南青山のyufuku ギャラリーが参加していました。

アメリカの派手なアートジュエリーの世界しか知らなかった私なので、このcollectはなかなか興味深く、勉強になりました。
やっぱり、SOFAに比べて小さい作品、奇麗な作品が多く、派手で面白いものから下品なものまであるアメリカとは結構雰囲気も違いました。

私の作品も、アメリカでは大きい方には入らないと思うのですが、ヨーロッパでは大きいものという印象が強いようです。日本では、勿論大きいです。(笑)

それにしても、ロンドンは私は大好きです。
イギリス英語の発音が好きだし、なんだか肌に合っているような気がします。

いつかcollectにも出展する日が来ると良いな〜なんて、ぼんやりと思っています。

ロンドンでは、知り合いのアートジュエリー作家さんの紹介で、flowというロンドンのギャラリーにお勤めの日本人の方と一緒にお食事に行きました。
この方、女性なのですが、すっごく美しく素敵で、でも年齢を聞いたら私の一つ上なだけで、とても落ちついた雰囲気にすっかりファンになりました。
海外で活躍する日本人女性は、本当に格好いいです。
食事の後に、ギャラリーに連れて行ってもらって、巨匠のアートジュエリーを色々付けさせてもらい、それはそれは大満足でした。
やっぱりジュエリーですから、写真で見ても何とも思わなくても、実物を身につけたとたんに、良さが分かるのです。
作品から発せられるエネルギーですね。

夢心地のロンドンは素敵でしたが、バタバタと準備して出て行ったままの汚い部屋に帰ってきました。
さて、実は去年の個展のオーダーもまだ終えていない私です。
これからまた心を入れ替えて、頑張ります。

本当に色々面白い作品がある中で、自分を見失わずに制作していくというのは、案外難しいかもしれません。
凄い技術を持った人は山のようにいるし、素晴らしいアイデアを持った人、それを現実化する能力のある人も山のようにいるからです。
技術や、ハッとする素材やアイデアを求めようと考えると、本当に空しくなってくるのです。
でも、そんな時、こう思います。
神様は60億の、今現在地球上に生きている人全員を全く違う姿形で作り、そして全く違う性格、経験、人生に作られた。
でも、今地球に生きている人でなく、今まで何人か分からないけれども、それだけの魂を全て違うものに作られた。
だから、実は、本当に自分らしくしているということが、最も誰からも違う、本当のオリジナルになるということです。

だから私は私らしく、自分のテーマにそって、好きな事をやろう。と。


次は5月末のSOFA ニューヨークです。
色んなストーリーが既に頭の中にあります。
collectを見て来て、心が自由になりました。
もっともっと、自由に楽しく制作したいと思ってます。

ところで、銀座のスターバックス、マロニエ通り店にて、2/1~2/29まで、友達のシャンデリアアーティストのnatsuさんが個展をします。

私の大好きな友達で、いつもいっぱい刺激をもらってます。
その辺にお出かけの方は、是非足を運んでみてくださいね!
やっぱり、エネルギーを感じます。






# by aasaag | 2008-01-30 23:23
2008年 01月 03日
明けまして、おめでとうございます!
今年もどうぞ、よろしくお願い致します!




# by aasaag | 2008-01-03 11:48
2007年 12月 31日
ありがとうございました
もう、1ヶ月近く前のことになってしまいましたが、個展には、本当に多くの方がいらしてくださって、大盛況に終わりました。
いらしてくださった方々、本当にありがとうございました。



オープニングパーティー

 


私のポートレート


今思い出しても、本当に楽しくて、展示がこんなに楽しいものだとは、知らなかった!と毎日新しい出会いと再会に胸がワクワク致しました。

UPしよう。。。と思いながら、月日がたってしまいました。ゴメンナサイ!

写真のヘッドドレスは、友達が作ってくれたもので、とても気に入ってます。


今日で、今年も終わりです。

今年は個展が出来て、本当に良かったです。
なんだか展示って、やっぱり節目になる気がします。特にこういう大きいのは。

来年(と言っても、明日からですが!)は、年明けからバタバタです。

1/5に誕生日なので、またパーティーをして(来れる人、連絡ください!)、それからすぐにまた展示の準備。

1/11(金)〜1/20(日)まで今度は、銀座の、
ダン銀座ギャラリーで個展です。↓DMです。





こちらは、この前の外苑前の展示より規模は小さくて、ネックレスの大作は出しませんが、DMの写真のブレスは出します。


1/11(fri)-1/20(sun)
12:00~19:00 (水曜定休日)
前田あさぎEXHIBITION - we meet by the law of universe -

ダン銀座ギャラリー
中央区銀座4-4-1-2F
tel:03-3561-2595

初日と土日(11、12、13、19、20)は、ギャラリーの方にいます。
ので、もし銀座にお出かけの際には、是非是非お立ち寄りください!!

DM希望の方は、asagiart@aol.com までメールお願いします!

ーーーーーー
ということで、また個展をするのです。
普段、大きい作品は全部ボストンのギャラリーに常設してあるので、それを全部日本に送ってもらうのは、かなり大変です。
自分のものなのに、なぜか税金がかかったり(涙)
なので、送ってもらったからには、って感じで2回の個展。立て続けで、すみません。

ただ、ダン銀座での個展は、個展といいながら、他の作家さんのジュエリーも色々ありますから、きっと楽しいと思います。
日本では本当に数少ないアートジュエリーのギャラリーです。

そして、展示が終わったら、今度は1/24から1週間、ロンドンに行ってきます!

collect というヨーロッパ版、国際アートクラフト展を見に行きます。
そして、ささやかにヨーロッパのギャラリーにも進出したいなあ。と夢を持ってます。

なんとなく、ホームページを見る限りでは、アメリカより色が少ない。シックでシンプルな印象を受けます。
とても、楽しみ♪

2008年は、多分すっごく楽しい年になりそうです。
10月には、ボストンのモビリアギャラリーでの個展もありますから、本当に遊び心いっぱいの、楽しい楽しい作品をいっぱい作りたいと思ってます。

本当に、このあまり更新されないブログを読んで頂いてて、嬉しく思います。
頂くコメントや、メール、すっごく励みになってます。ありがとうございます。

また2008も、どうぞ、よろしくお願い致します!

どうかどうか、暗いニュースばかりでも、希望の持てるキラキラした年となりますように。


asagi

# by aasaag | 2007-12-31 17:33


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