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2006年 04月 24日

Something I saw behind him

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asagi、22の時の作品です。

目の前には青空が広がる
彼の後ろに見たもの
それは濃い青色の空
それは真っすぐ上に向かって伸びていたが
また同時に落ちて来てもいた
彼の目の奥に潜む混沌
ふとした瞬間に
彼の空気に取り入れられる
ふとした瞬間に
一人で居る事に気付く

この頃私はすっごく大好きだった人がいて、その人のためにこれを作って、当時住んでたワンルームの小さいアパートで、その人のために展示をしました。
今思うと、人を好きになるエネルギーってのは本当にすごいと思います。

私が大好きだった人は、心に小さなキズがあって、感情を閉ざしてしまってるような人でした。だからいつも「どうして好きなの?」「何が見えてるの?」(本当は何も分かってないくせに。)って感じで言うので、「くそ〜絶対表してやる!!」みたいな半ば戦いの気持ちで挑んで作りました(笑)

その頃こんな詩も書いてます。

内側に潜むもの
それが表面よりもっと
外側ににじみでるもの
だからその存在に
すぐ気付くんだけれども
でも なかなか内側を
覗く事はムズかしいから
だから
よくよく にじみでる何か を
心ゆくまで感じて
その存在を確かめたいと思う

この詩の通り、彼の心は見えなかったので、彼の持っている空気を出来る限り感じて表現しようと思いました。
そんなこと、ものすごく長い間忘れていたけど、人の持っている「空気」っていうのは確かに一番その人の心に近いものかもしれません。
それは「見かけ」ではなくて「空気」です。
ある「空気」を持った人が好きです。人だけじゃなくて音楽でも映像でも何でも。自分の好きな「空気」っていうのが一番キーワードだと思うんです。

それで私の好きな空気っていうのは、まさにこの作品のように、薄い青みがかった大理石の色、質感。繊細な線が伸びていく感じ。
自分の中でこの「空気」を探し求めて追いかけ続けて生きているんです。radioheadも、私の中ではこの「空気」。

実は、この作品のモデルの彼とは3年前に別れちゃったけど、今でもとても仲良くしてます。それで思う事は、全然この「空気」じゃないってこと(笑)
彼も変わったし、関係も変わったし、それは仕方の無い事だけど、最近気がついた事は、この「空気」はひょっとしたら「私の空気」だってことです。
結局、自分が一番好きなんですね。きっと。。。
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by aasaag | 2006-04-24 00:08


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