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2006年 06月 23日

moments of sunset

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moments of sunset
K9 & K18 イエローゴールド、エナメル、ホワイトサファイア、モルガナイト、タンザナイト、ブルージルコン
ネックレス 2006

以前とても悩んでいた「特別な夕焼け」というタイトルになるはずだったネックレスです。
本当は焦がれる様な夕焼けをやろうと思ってました。赤からオレンジまで。
多分全部で300ピースくらい焼きました。でも、全部気に入らない。NY行き直前だったので時間もなくて追いつめられて、熱もだしてフラフラしながら熱い釜を眺めてたり、一日雷が鳴ってて、私の電気釜の中がピカ!っと光って、恐ろしくなり何時間も作業を足止めされたり。
だいぶ泣かされました。これには。で。こんな出来上がりに。

結局、顔の回りにゴールデンオレンジみたいなのって、おかしいんですね。
想像の中ではゴージャスで素敵なんだけど、実際になると、どうしてもリオのカーニバル。それです。

e0001473_23542471.jpgそれから志向を変えて、特別な夕焼けから、「日没の時間」みたいなイメージへ。
ちょっと寂しいセンチメンタルな雰囲気にしてみました。
ピンクと紫のやさしい時間。
小さい頃だと、学校の5時の音楽が流れて、そろそろ家に帰らなきゃなーみたいな。感じ?
このネックレスの一つずつの絵は、窓から最後の陽の光が斜めにさして来るような、もう薄らと月が浮かんでいるような。そういうちょっと想いが馳せる時間のイメージです。

まあ、色々事件が多かった事もあるのかもしれないけど、この作品で私は本当変わったんだなあーと深く思いました。
というのも、ピンクと紫なんて、すっごい苦手な色合い。今までだったら絶対に考えられないような色を使って、またまた考えられない様なやさしい雰囲気を創り出せたということ。本当に自分が一番びっくりしました。
しかも、紫なんて嫌いだから、エナメルもたったの青紫と赤紫の基本の2色しか持ってなく、他の色と混ぜたりなんなり、(とにかく時間がなくて買いに行ってる暇もなかったので)、それなりの工夫でここまで色が出せるのか。と、驚き。
前の私には絶対に作れなかったと思う。もっと、強くてはっきりしてて、インパクトのあるものが好きだったから。

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それから、この丸の一つ一つに彫られた数字は、これは世界の都市の緯度、経度、それから2006年5月15日の日没の時間です。ちなみに、この日付は、ただ単にこの作品にサインとこの数字の彫り入れた日です。
ネットで各地の緯度経度、日没の時間を調べながら、谷川俊太郎の「朝のリレー」という詩を思い出したりしてました。
リレーされるのは、朝だけじゃないよねー。とか。
日没の一番センチメンタルでロマンチックな時間に、世界中の人のそれぞれの過ごし方を想像して、1人で勝手に切なくなってました。
(勝手に、色々ドラマを想像しすぎて。。。)
そう、ちなみにこの日、フランスはコルシカ島では友達のありささんが結婚したわけで、それもまた想像に拍車をかけて。

まあ、そんな風に世界の日没に想いを馳せながら作ったわけです。
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by aasaag | 2006-06-23 23:58
2006年 06月 20日

moments

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 moments
シルバー、エナメル、18kゴールド
ネックレス 2006

前にここに書いてたコレの完成したものです。
タイトルのmomentsは、一瞬一瞬の集まり、というのを表現したかったんです。
時間って、どこからどこまでが今なのか分からない。
だから、時間って一瞬の集まり。
ビビットな一瞬が集中していると、記憶になる。
そういう「ビビットな一瞬の集まり」がテーマです。
(わかりにくくてスイマセン)実はすごく単純なことなのに、上手く書けない。

e0001473_1029251.jpgだから一つ一つの丸は全部違って、それぞれの一瞬に小さなタイトルがついている。
HERE, LOVE, AIR, POP とか。その時その時のキーワードとも思える様なタイトルをつけてみました。

でも、時間って私の中ではこんな感じ。その時々で旬なことがあり、そういう出来事っていうのは、ポンって出て来て、そして消えて行く。それの連なり。
その一つ一つが個性的であればあるほど、色んな事が起きていて、楽しい時期という感じになります。
だから音楽でも、色んな要素の音があちらこちらから聞こえて来て消えてくようなものが好きなのかも。。。
一つ一つの一瞬をディテールまで捉えて、保存して、集めておきたい!といつも思っています。音でも、何でも。似ているようで全然違う。全部違う。というのが好きです。
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by aasaag | 2006-06-20 10:59
2006年 06月 17日

宇宙出発の話

すっかり説明もなく写真だけUPしてしまって、ごめんなさい。
We meet by the universe lawは、こないだのSOFA用に作った新作です。
だいぶ前に私がここに「新作は宇宙でダークなものになる」と言ってたそれです。
本当の最初、このブレスレットはもっとずっとダークな雰囲気のものになる予定でした。
最初の最初に書いた詩はこんなんでした。

Everything is hidden in the universe.
All of the memory, all of the posibility, all of the dreams, thoughts and fantasy.
Because people forget.
So the universe keeps memories for us.
These memory boxes are floating in the universe everywhere.
When the right time comes, all of the memory boxes will open.
And people remember everything.
Everything is hidden in the universe until then...

全ては宇宙の中に隠れている。
全ての記憶、全ての可能性、全ての夢、考え、ファンタジー。
なぜなら人は忘れてしまうから。
だから宇宙は記憶を保管する。
こういう記憶箱が宇宙のいたるところに浮遊しているんだ。
そして正しい時がやって来たら、全ての記憶箱が開いて。
人は全てを思い出すんだ。
その時まで全ては宇宙の中に隠れている。


だから最初はこのブレスレットは宇宙の中に漂ってる記憶箱という設定でした。
でもー。難しすぎる。。。。
詩はかなり気に入ったのだけど、記憶箱を(ブレスレットの構造上)6個の箱で表現するのはすごく難しい。
誰の?どんな記憶?なぜ?エトセトラ。
大体忘れてしまった記憶がテーマなのに、覚えてる様な記憶を作っても仕方ない。
あーどうしよ〜。

そうだ。忘れた記憶じゃなくて、忘れていた感覚。なのかも。
もっと、すごい純粋な気持ち。

そんなことを辿って行くうちに、そういうことってものすごくシンプルなんだってことに気がつきました。

宇宙は大きい。地球は太陽系にあって、太陽系みたいなのは、地球のある銀河に14億くらいあって、更にそんな銀河が何十億と宇宙には存在している。

そんなことを頭で想像した後に、宇宙側から自分にフォーカスしてみる。
いつも、地球出発の宇宙で迷子だったけど、今度は逆に宇宙出発の地球到着で。

そうしたら、全てがすごいと思った。普通のことが。
宇宙側から見ると、全ては宇宙の法則の中で起きている事。

全ての出来事。出会い。

出会いかー。それか。それがテーマだ!となったわけです。

運命的な出会いっていうのはある。人でも物事でも何でも。
それが、宇宙の法則で出会ってしまう。
なんてことないある日の、突然やって来る出会い。

と思ったら、なんて毎日は楽しいんだろう。と思いました。
だって、いつ何に出会うか分かりませんから。

だから、そんな楽しい気持ちいっぱいで、このブレスは作りました。
最初は宇宙出発で、宇宙の箱の中を開けると、物語が展開してます。
それで、それはラブストーリーです。
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by aasaag | 2006-06-17 23:35
2006年 06月 15日

Christophe coppens

昨日、3月にopenしたベルギーの帽子デザイナーの クリストフコパンの直営店に行って来た。
素敵だった〜!!!
e0001473_12563083.jpg 写真はコパンのオートクチュール作品の一つなのだけど、この世界観、大好き。。。。
「夢」にインスパイアされて制作したそうです。
ちょうどこの頃、matthew herbertのplat du jourというアルバムにはまっていたせいか、コパンの作品とマシューハーバートの音楽がものすごく自分の中でリンクしてしまうのです。夢の中で闇の霧の中をゆっくり進んで行くような雰囲気。(伝わりにくくてごめんなさい)
何度も言うけど、この世界観。大好き。

ヘッドドレス(皇室の人がよく付けてる頭にちょこんと乗せる小さい帽子のようなやつ)が色々あって、色々試着させて頂いたんだけど、もう、言葉では言い表せない素敵さでした。
全部一点ものというわりには値段もそこまで高くなくて、この写真みたいな世界観。羽がビョンビョンとついてるから、あれで外歩いたらちょっとおかしいけど、自分がartになったような特別な優越感が味わえそう(?)
ヘッドドレスは新しい世界。私の知らなかった世界だったので、大感動。
お金持ちだったら即決で買ってましたけど。一日経ってもまだボーっと考えてます。かなり恋に近い感覚です。
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by aasaag | 2006-06-15 13:15
2006年 06月 12日

地下鉄にて

ニューヨークの地下鉄のホームで、アコースティックギターでビートルズのA day in the lifeを熱唱している人がいました。
♪I read the news today oh boy~♪ってやつです。
ホームには昼間なのに、あんまり人がいなくて、その人の声が真っすぐ届いてくるので、とても切ない気持ちになりました。
忘れてしまった事を、何かすごく大切な何かを、思い出しかけたような気持ちになって、涙が出そうになりました。
そこに、轟音で電車が入って来て、歌はかき消されて、それを最後まで聞かずに電車に乗り込んでしまう自分が、やっぱり過去を振り返らずに、前進していってしまう大人になってしまったようで、つらかったです。

それで、そんなことすっかり忘れてたけど、今日またフト思い出して、大切だからここに書いておこうと思いました。

思い返してみると、NYの地下鉄って、何回かこういう気持ちになったことがあります。
地下鉄の轟音の中で、より声を張り上げて、必死で歌ってる人を見ると、なんだかたまらない気持ちになるんです。
そこに、生き方を見るからかもです。
NYって、そういうところかな、とも思います。
コンクリを突き破って生える雑草とか、轟音の中での歌声とか、みんなかき消されそうになりながら、必死で生きている街っていうか。。。
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by aasaag | 2006-06-12 15:17
2006年 06月 09日

We meet by the universe law -宇宙の法則で僕たちは出会う-

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Sunny Sunday morning, awake to the sunshines call from the window.  
Wonder what this gorgeous day will bring.

晴れた日曜の朝、窓からさす陽の光で目を覚ます。
この素敵な日はどんな一日になるのだろう?





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Sitting in the park.
Families, lovers, kids and dogs.
Just a looking, a smile on my face.
Until the blue starts to gray.

家族、恋人達、子供達、犬。
公園のベンチに座りながら笑顔で人々を見る。
青空が曇ってしまうまで。




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Lightning, then sudden heavy rain.
Run under the canapy of a cafe.
There is a woman also taking shelter from the rain.

突然の雷に激しい雨。
カフェの屋根の下に走り込む。
同じように雨宿りをしていた彼女にそこで出会う。




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We go inside to talk.
A long conversation until the rain stops. She says "look!" .
There is a pretty rainbow in the sky.

一緒にカフェの中で話す。
雨が止むまでの長い会話。
「見て!」と彼女は言う。
空には奇麗な虹が出ていた。




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The sun returns.
We talk and stroll along in beach.
The evening sun shines on us, as it sinks into the sea...

太陽は戻って、僕たちは話しながら海辺を散歩した。
太陽は海に沈みながら、僕たちのことを照らしていた。






e0001473_18593982.jpg


We stay until dark.
I walk her home.
She gives me a sweet kiss and disappears.
The mischivous moon winks through the night.

暗くなるまで一緒に過ごして、彼女を家まで送っていく。
彼女は、かわいいキスをくれて、家の中に消えていった。
月は夜を通していたずらにウィンクしていた。
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by aasaag | 2006-06-09 19:42
2006年 06月 07日

Tokyo 再び

帰って来ました。
NY。今回は一週間で短かったからか、わけのわからぬまま帰りの飛行機に乗ってたくらいの気持ちです。(寂)

ゆっくり作品の写真のUPなどしたいと思ってます。
本当はNYの写真でもちょっと。とか言いたい所ですが、毎度のことながら、また一枚も写真を撮りませんでした。
どこに行っても、写真を撮らない、撮れない私です。全然ダメなんです。

撮るぞと決めるとバリバリ撮る(そのかわり写真しか撮れない)けど、ちょこっと写真も撮りつつ、、、とか出来ないんですね。不器用です。
カメラ、持ち歩いてたんですけどね。。。

帰って来たら、無性に掃除したいと思いました。多分、新しい気持ちにならないと新しい制作に取りかかれないからかもしれません。

次は、パリ用のサンプル作り。
もう6月か〜。今年は早いなあー。
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by aasaag | 2006-06-07 18:03
2006年 06月 01日

works for SOFA New York 2006. June

We meet by the universe law

Bracelet - sterling silver, enamel, 18K yellow gold
h 35 x w 210 x d 18 (mm)

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Sunny Sunday morning, awake to the sunshines call from the window.  
Wonder what this gorgeous day will bring.

晴れた日曜の朝、窓からさす陽の光で目を覚ます。
この素敵な日はどんな一日になるのだろう?


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Sitting in the park.
Families, lovers, kids and dogs.
Just a looking, a smile on my face.
Until the blue starts to gray.

家族、恋人達、子供達、犬。
公園のベンチに座りながら笑顔で人々を見る。
青空が曇ってしまうまで。


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Lightning, then sudden heavy rain.
Run under the canapy of a cafe.
There is a woman also taking shelter from the rain.

突然の雷に激しい雨。
カフェの屋根の下に走り込む。
同じように雨宿りをしていた彼女にそこで出会う。


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We go inside to talk.
A long conversation until the rain stops. She says "look!" .
There is a pretty rainbow in the sky.

一緒にカフェの中で話す。
雨が止むまでの長い会話。
「見て!」と彼女は言う。
空には奇麗な虹が出ていた。


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The sun returns.
We talk and stroll along in beach.
The evening sun shines on us, as it sinks into the sea...

太陽は戻って、僕たちは話しながら海辺を散歩した。
太陽は海に沈みながら、僕たちのことを照らしていた。


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We stay until dark.
I walk her home.
She gives me a sweet kiss and disappears.
The mischivous moon winks through the night.

暗くなるまで一緒に過ごして、彼女を家まで送っていく。
彼女は、かわいいキスをくれて、家の中に消えていった。
月は夜を通していたずらにウィンクしていた。







moments of sunset
Necklace - K9, K18 yellow gold, enamel, blue zircon, white sapphire, morganite, tanzanite

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moments
Necklace - sterling silver, enamel, 18K yellow gold

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by aasaag | 2006-06-01 16:10 | art jewelry 2006 S/S